熊野古道は、「小辺路(こへち)」「中辺路(なかへち)」「大辺路(おおへち)」「大峯奥駈道(おおみねおくがけみち)」など奈良県や和歌山県をまたいでいくつかあります。大峯奥駈道はその中でも最難関、全長100kmにも及ぶ修験道で、下界から完全に隔離されているのが他の熊野古道と違う点です。小辺路は大峯奥駈道に次いで難関ですが、3つの峠を越えるたびに下界へ降りてきますので、補給はできます。中辺路は一般のハイカーでも歩ける、平坦な部分が多い楽しいコースです。

【熊野古道小辺路①】高野山から大滝集落を経て水ヶ峯、大股へ