伊吹山は富士山そっくり、熱中症で死にかけた

伊吹山山頂滋賀県
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日本百名山の伊吹山は初心者にも人気の山。ファミリー登山などで小さい子供でも登りやすいイメージですが、実はかなりハードな山です。

登った印象は富士山そっくり、登山道には富士山のようなゴツゴツとした石や岩が多くて登りにくく、山頂に近づいていくと日影が全くないので真夏の登山は直射日光がキツイです。

晴れていれば5合目くらいからは景色が美しく、楽しみながら登れます。

駐車料金と入山料が必要な一般的な登山口(上野ルート)と駐車料金も入山料も必要ない登山口(上平寺コース)を紹介します。どちらのコースも歩いて6時間、走って3時間程度でしょうか。

上野ルート

登山口

上野ルートは伊吹山登山の定番登山口です。

伊吹山登山口

入山料を支払って登山道入り口へ。

ここはまだ「ゼロ合目」です。

「1合目」までがまあまあたいへん。

富士山なら「5合目」から行けるのに・・・

伊吹山登山口

急な登りと、ゴツゴツした石で登りにくいです。

登山道

1合目

1合目には休憩所やトイレがあります。

1合目

ここから木陰がなくなり、直射日光が厳しい道が続きます。

さらに急すぎるくらいの登りが突然襲ってきます。

1合目登山道

農道のような感じの道。

1合目登山道

少し登って振り返ると、1合目から良い見晴らし。

1合目からの景色

2合目

2合目

2号目に入ると大きめの石がところどころに。

2合目登山道

振り返った景色は、さらに美しく。

2合目からの景色

3合目直前にこんな廃ホテルが。

3号目までは車で来れて電気も引かれています。

廃墟のホテル

3合目

3合目までは携帯電話でタクシーも呼ぶことができるので安全ですが、ここから先は助けてもらえないので覚悟して登りましょう。

3合目

実は私は初めて伊吹山に登ったとき、ランニングで2往復試みました。

2往復目の2合目途中、真夏の暑い日で水も持たず脱水症状に、頭がボーとしてきて熱中症になってしまいました。

吐き気を覚え、熱中症とはこういうものかと初めて知りました。急激な発汗で血中の塩分濃度が低くなり、非常に危険な状態に。

意識が薄くなり走ることができず歩いて、必死に周囲に水場がないか探したところ、水が流れる音が聞こえてきました。奇跡的に3合目で湧き水発見。その時の写真です。

冷たくて、飲めないほどの湧き水、命がつながりました。

3合目にあるこの湧き水の場所は、一生忘れないでしょう。

3合目の湧水

3合目のタクシー乗り場から少しアスファルトを進んだところにある湧き水。

最高の冷たさです。

電線の下を4合目へ向かいます。

3合目登山道

4合目

4合目

ここからも階段状の登りやゴツゴツした石がきついです。

4合目登山道

最後の自動販売機。

最後の自動販売機

5合目

5合目

ついに5合目に到着。

ここからは本格的に富士山のような登山道に。

5合目の小屋

この小屋を越えたところに上平寺コースからの合流地点があります。

上野コースから登ってきた人は合流地点だとは気づかないでしょう。

5合目の登山道

振り返った景色は美しい。

5合目の景色

6合目

6合目

登山道も富士山のような感じに。

6合目登山道

6合目からの景色はさらに美しく。

6合目からの景色

7合目

7合目

大きな石から岩のようになってきます。

山頂に近づくと霧が出てくるので見晴らしが悪くなることも。

7合目登山道

8合目にある行導岩の説明書き。

行導岩

休憩場所あり。

休憩場所

8合目

8合目

8合目からは道も狭かったり、大きな岩の上を歩いたり、

8合目登山道

手掛岩の説明書き。大きな岩が多いです。

手掛岩

道標あり。山頂は近いです。

道標

シカ除けのネットでしょうか。

シカ除けネット

山頂付近の小屋に到着。

霧で視界が、、、

山頂の小屋

伊吹山山頂

小屋からしばらくいくと山頂です。

9合目の標識がなかったな。

伊吹山山頂
伊吹山山頂
伊吹山山頂

上平寺コース

登山口

上平寺駐車場

こんな無料駐車場があります。

上平寺の鳥居の方へ。

伊吹山5合目への標識が。

鳥居の左側から登山道へ行けます。

登山届を出すポストもあります。

登山届ポスト

登山道には道標があるので迷うことはありません。

鳥居

上野コースと同じく最初の登りはきついです。

登山道は狭いですがほとんど人と会うことはありません。

少しずつ標高が上がってきて景色の良いところも。

景色

ところどころ沢を渡っていきます。

沢

5合目付近に出てきました。

見覚えのある小屋が見えます。

5合目の小屋

とりあえずピンクのリボンを目印に進んでいけば正規の登山道に合流できます。

最後に

伊吹山は片道6kmもあってほとんど日影がなく、急な登りが続くハードコースと心得た方がよいでしょう。

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