あれだけの観光客が訪れる京都の観光名所を自分の足で周ることのできる、こんなに楽しいトレイルは全国を見渡しても他にあるでしょうか。
子どもの頃に遊園地の迷路が楽しかった、そんな感覚で標識に書かれている地図を辿って進んでいける京都一周トレイルは、童心のわくわく感を思い出させてくれます。
京都一周トレイルの標識には、わかりやすい地図が適切な間隔で設置されていますのでほとんど迷うことはありませんし、地図を持たなくても進んでいけます。
伏見桃山をスタートし、桃山城を経て日本一の初詣客を誇る伏見稲荷大社、清水山、将軍塚、送り火で有名な大文字山、その麓の銀閣寺と哲学の道、比叡山延暦寺から奥比叡へ、三千院で有名な大原、鞍馬寺、貴船神社、氷室集落、高雄を経て愛宕山麓の清滝、竹林の小径から嵐山渡月橋を渡り、松尾山へ登って苔寺へという、まさに京都を一周して有名な観光地を全て回れるような楽しすぎるコースになっています。
私自身、京都生まれの京都育ちでしたが、京都一周トレイルのコースを完走して初めて「京都を知り尽くした」と思えるようになりました。
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