登頂日:2019年7月30日
滝巡りができて癒されるオススメ登山コースの紹介です。
夏の登山で乾いた体をエメラルドグリーンの美しい滝壺でプカプカ浮かんで癒されましょう。
水が美しいこと、圧倒的な滝の景観はもちろんのこと、観光地化されておらず人が少なく自然を独り占めできるのが大きな利点です。
屏風岩
奈良県曽爾村。
8:00屏風岩の駐車場からスタート。
屏風岩はなかなかのものです。夏場は木々が生い茂っていて岩が見えにくいのですが、一応屏風のような大きな大きな岩に見えます。
まずは屏風岩から住塚山を経て国見山を目指します。
夏場は草が生い茂っており、道がわかりにくくなっています。
住塚山山頂まで1.1km、急な上り坂を一気に走って登ります。
ところどころ見晴らしの良い場所も、
分岐には道標が必ずあるので迷うことはありません。
こんな林道を抜け、
住塚山まであと少しのところから急斜面の登りが、、、
かなり危険な斜面を登っていきます。
住塚山山頂
8:30住塚山山頂に到着です。
山頂っぽくないです。
見晴らしも良くありません。
すぐに国見山を目指します。
急なアップダウンが続きます。
登って降ってを繰り返し、
林道をひたすら行きます。
少し景色の良いところもありますが、ほとんど見えないです。
国見山山頂
9:00国見山山頂到着。
国見山山頂からの眺めもいまいち。
休憩なしでクマタワ峠を目指します。
アップダウンのきつい林道を行きます。
道標を確認しながら林道を行きます。
階段が多いです。
ひたすら続く登り階段を上って下りたら峠までもうすぐ。
クマタワ峠
使えなさそうな小屋(トイレ)があります。
分岐道標に従って、済浄坊の滝方面へ。
アスファルトの道を数km降っていくと、下の道標があるのでアスファルト道を逸れて階段を下ります。
ここからいよいよ渓谷です。
済浄坊渓谷
奈良県曽爾村にある済浄坊渓谷は水が美しくエメラルドグリーンに輝くたくさんの滝が連なる渓谷です。観光客も少なく、横を通る登山道に時折登山客が歩いているくらいです。
渓谷に入ると水の美しさに圧倒されます。
水の流れに沿って下流へ向かう小道を歩いていきます。
まず初めに小さめの滝が出てきます。
2つ目の滝は少し深そうです。
ナメ滝も。
最大の滝が見えてきました。
滝壺が深そうです。
さらに、
小さめの滝も。
滝を横目に見ながら階段を下りていきます。
もうすぐ渓谷終点です。
渓谷を出るとアスファルトの道。
左折して登っていきます。
アスファルトで舗装されていますが、倒木が多く、車の通行は難しそうです。
進んでいくと、兜岳、鎧岳の登山口に到着。
ここからは非常に迷いやすいため要注意です。
登山道入り口にあるお地蔵さんを左に見ながら沢を登っていきます。
左に行ってしまうと迷います。
右の沢の中を歩いて行ってください!
多くの登山客がこの登山口で迷います。
このような沢の中を進んでいきます。
少し行くとピンクや黄色のリボンが見えてきますので、その後はこのリボンを目印に進みます。
杉林の中を登っていきます。
兜岳山頂
11:00兜岳山頂到着。
登山口で迷わなければもう少し早く着いたはずでした。
見晴らしはよくないので鎧岳を目指します。
鎧岳を目指す道中にはところどころ景色が開けるところも。
非常に急なアップダウンを登ったり下りたり・・・
分岐もいくつかあり、細かく道標が設置されています。
杉林を進んでいきます。
道しるべを確認しながら。
非常に急な登りを越え、
鎧岳まであと100m。
鎧岳山頂
11:30鎧岳山頂到着。
見晴らしがよくないのでそのままピストンで渓谷入り口まで戻ります。
ここからアスファルトの道を屏風岩方面へ。
道標に従って屏風岩を目指します。
ゴールは近いです。
屏風岩
13:00屏風岩到着。
別ルートで済浄坊の滝を目指す
屏風岩からではなく、もっと下のふもとの集落からの東海自然歩道を通って済浄坊の滝を目指せます。下の写真の場所からスタートです。
アスファルトで舗装された道を登っていきます。
ところどころで道標を確認しながら、登っていきます。
途中、滝へ寄り道できる分岐があります。
南松の滝へ寄り道してみます。
もとに戻って、
ひたすら歩いていくと、クマタワ峠に出ます。
さいごに
4つの山を一日で走破するタフなコースですが、悪路で危険でしかも迷いやすい割に見晴らしが悪いので登山自体の魅力はないに等しいのですが、途中の済浄坊渓谷のエメラルドグリーンを満喫するために汗をかいてがんばるというコースだと思います。
兜岳、鎧岳は特に迷いやすく、登山口は要注意ですが、鎧岳登頂後にピストンで引き返すときも、行きは一本道だと思ってどんどん進んでたのが、帰りになぜか道を間違えてしまう箇所がいくつかあります。
このような点を踏まえると、兜岳と鎧岳はパスしてもいいかもしれません。
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