走行日:2020年6月7日
走行距離:31.77km
累積標高:2,605m
走行時間:4時間53分
熊野古道小辺路の3大峠、伯母子峠、三浦峠、そして最後の砦となる果無峠。
今回は、果無峠を越えて熊野本宮大社を目指す往復30kmの小辺路最後の難関に挑みました。
果無峠コースは果無集落の中を通る時に、これぞ熊野古道というような楽しさがありました。
片道15kmのうち、10kmは果無峠越えのキツイ登山道、残り5kmは道の駅を通過する平坦なアスファルト道。
果無峠越えは非常にキツイですが、この日は天気が良く空気も澄んでいて(pm2.5濃度もほぼゼロ、写真の美しさを見てください)、とても気持ちいいランニングができました。
まさに神が与えた1日でした。感謝、感謝。
6:42 小辺路登山口(水場)
上の写真の右側車道を登っていくと駐車スペースがあります。
登山口は写真左側です。
ありがたいことに水場があります。
多分、瀕死の状態でここまで戻ってくると思うので、水はありがたいです。
熊野本宮大社まで15km弱、往復30kmの始まりです。
とりあえず果無集落を目指します。
熊野古道らしい石積み階段が続きます。
標識がしっかりあるので迷うことはありません。
6:55 果無集落
10分ちょっとで果無集落に到着しました。
ここから33体のお地蔵さんを数えていくのですが、33~31番目のお地蔵さんは上の写真の左の道へ進むと見つけることができます。ただし、登山口から登ってきた標高をそのまま下ってまた登ってくる必要があるので、相当メンタル強い人でないと見に行けないと思います。とりあえず私はがんばって写真に収めてきたので掲載しておきます。
第33番観音
一番下まで降りてき見つけました。
車道まで降りてきました。
第32番観音
第31番観音
下って登って果無集落に戻ってきました。
田植えが終わっていました。
民家の中を通りぬけさせてもらって、申し訳ないと思いながら、小辺路の順路そのままに進みます。水場も設置されていました。
有名な石碑です。
「世界遺産 熊野参詣道小辺路」と書かれています。
民家を直進した先に登山道が続いています。
第30番観音
またまた、小辺路の石畳が続きます。
またまた、民家の間を通り抜けて、
7:02 小辺路登山口2(水場)
有難いことにここの登山口にも水場があります。
ここからは400~500m置きにある観音様を数えながら進みます。
第29番観音
第28番観音
第27番観音
第26番観音
第25番観音
第24番観音
天水田
山口茶屋跡
第23番観音
第22番観音
第21番観音
7:32 果無観音堂(水場)
ここから果無峠まで急な上り坂が1km以上続きます。さらにこの先は本宮大社まで水場がありませんので(道の駅などで購入するなら手に入りますが)、しっかり補給しましょう。
第20番観音
第19番観音
第18番観音
7:51 果無峠
第17番観音
果無峠に17番目の観音様を見つけました。この果無峠から八木尾バス停を目指しますが、標識にある「ブナの平」という方向に進むと果無山の山頂に行けます。ピストンでここまで戻ってきて余裕があれば行ってみます。
第16番観音
六字名号碑
第15番観音
第14番観音
二十丁石
第13番観音
第12番観音
三十丁石
第11番観音
第10番観音
第9番観音
七色分岐
第8番観音
第7番観音
第6番観音
第5番観音
第4番観音
第3番観音
普通の道まで降りてきました。ここまでかなり長く感じました。ピストンでこの道を戻るのかと思うとかなり滅入ります。しかし熊野本宮大社までまだまだです。
また民家の中を通らせてもらいます。
第2番観音
熊野川まで降りてきました。急降下でした。
8:54 八木尾バス停
八木尾バス停到着です。
この辺りに第1番観音があるはずなのですが、どこを探しても見当たりません。
次に目指すは三軒茶屋跡なんですが逆方向に進んで下の写真の右側を上がっていくと、小辺路お手洗い、八木尾集会所と書いた看板が。
この辺りにあるという情報もあったのですが、やはりどこを探しても見当たらず諦めました。集会所が新しくなっていたのでその時に撤去されたのかもしれません。
ここから戻って、三軒茶屋跡を目指します。
しばらく車道沿いを走ることになります。
熊野川に沿って下流へ。
空が綺麗だ。
上の写真のバス停を通り過ぎ、下の写真にあるとおりに進みます。
道の駅「熊野古道ほんぐう」
道の駅も素通りして車道を登っていくと、三軒茶屋跡700mと書いた標識が見えます。
平岩口バス停のところです。
三軒茶屋跡が見えてきました。
9:20 三軒茶屋跡
ここで中辺路と合流します。中辺路側から来たハイカーにたくさん出会いました。小辺路からここまで来る人は稀かと思います。
標識に沿って進んでいくと、ちょっとより道の看板が。
行ってみます。
展望台
中辺路の標識が出てきます。
上の写真では左に行ってしまいそうになりますが、まっすぐです。
9:43 祓殿王子
いよいよ本宮大社に入ります。
9:46 熊野本宮大社
上の建物の感じ、どこかで見たことあるなぁと思っていたら、高野山金剛峰寺の建物でした。小辺路で繋がる二つの建造物です。
下の写真が高野山金剛峰寺です。
熊野本宮大社の入り口の鳥居まで来て、ここから果無峠を再度目指します。
ここまで走行距離14.5kmです。
まずは果無峠まで戻って、果無山のピークハントです。
12:27 果無峠
3時間近くかけて果無峠まで戻ってきました。すでに喉がカラカラです。
ここから果無山へ向かいます。
12:30 果無山
「ブナの平」方面へ3分ほど行くと果無山に着きました。
眺望はありません。
13:51 果無集落
最終的に登山口には14:30頃に着きました。
まとめ
果無峠越えの熊野本宮大社ピストンはトレイルランには良いコースだと思います。
ただし八木尾バス停からしばらく車道が続くので直射日光がキツカッタです。
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