走行日:2020年8月9日
走行距離:29.56km
累積標高:2,451m
走行時間:4時間38分


前回、宝塚から六甲山最高峰へ登った時は、アスファルト道の多さに好きになれませんでした。

今回はあまり期待せず残りの縦走を繋げようと思って、摩耶山から市ヶ原方向へ走ってみましたが、楽しいコースだと思いました。いろんな山を体験出来て、ある程度水場もあって、毎回手ぶらで水も持たず走る私にとっては走りやすいコースでした。この日は猛暑日で下界は35℃を越えており、山の上の六甲山系は低山ばかりなのであまり気温も下がらず、暑さの厳しいランニングでしたが、ところどころの水場や滝に救われました。
スタート地点からのカスケードバレイは、その名の通りカスケード(滝)が連なる中のトレイルを走れて癒されました。
8:55 カスケードバレイ始点(水場)

この場所は、Googleマップで「カスケードバレイ」と入力すると出てきます。車も駐車でき水場もあって有難いスタート地点です。

バラエティーに富んだ滝を見物しながら走ります。



コースが分かりにくい分岐があります。
下の写真の場所で右側から急な登りを行くと、ロープウェイの「虹の駅」の裏側に出ます。
左側へ行くと仙谷峠に行くはずですが、ロープウェイ裏側に出る方がオススメです。
そこから摩耶山まで歴史街道のような登山道が続いていて楽しいからです。
仙谷峠に出てしまうとアスファルト道を通って掬星台に向かわなければなりません。

上の写真の右側の急な登りを登っていくと、下の写真にあるロープウェイの「虹の駅」の裏側に出ます。
最初来たときは「どこここ?」って感じでした。

虹の駅側からでは、この登山道の入り口は見つけられないと思います。
9:30 虹の駅

虹の駅の横から下のような階段を上がっていきます。
最初見たときは、この先に神社があるだけのような感じでコースとは思えませんでしたが、ここが正解でした。

ここから摩耶山歴史の散歩道が始まります。

しばらく進んでいくと見晴らしの良い場所があります。

仁王門をくぐっていきます。

少し寄り道して「大杉」なるものを見に行きます。

下の写真が、幹周りが8mもある大杉です。

倒壊した2本の杉に「親子杉」と名付けられていました。

三権現社跡に来ました。左右に分岐しますが右側に進めば水場があります。

水場です。水量は少ないですが冷たくておいしい水です。

10:00 摩耶山山頂


ここから市ヶ原を目指します。

4km程の下り基調が続きますが、岩場が多いので疲れます。

10:34 市ヶ原(水場)
有難いことにここにも水場があります。冷たくておいしい水です。


自販機や飲食店もあり、休憩できます。ここは新神戸駅から布引の滝を経て登ってきた人が休んでいました。


布引の滝方面へは行きません。川に降りて行って渡り、大龍寺を目指します。
10:45 大龍寺




ここから鍋蓋山を目指します。15分程で着きます。
11:02 鍋蓋山



次は菊水山を目指します。激下りで天王吊橋という橋まで行きます。この橋で道が横断できます。

ここから菊水山まで再び登り返します。

11:31 菊水山

菊水山を下りたところに沢があるので、行水できます。この日の暑さでタマラズ水に飛び込みました。

ここから案内標識どおりに進んでいくと駅に着きます。
11:58 鵯越(ひよどりごえ)駅

ここから高取山を目指すのですが、標識がなく分かりにくくなっています。
下の標識を見ると、トンネルをくぐるようです。


このトンネルを抜けると標識がありません。


右へ降りて行っても標識はなく、左へ行っても見当たらず、結局今回はここからピストンで引き返すことにしました。
1年後にリベンジして高取山にたどり着けました。
鵯越駅から高取山への詳細ルートは以下の記事で。

12:59 菊水山

菊水山に戻ってきました。
13:30 鍋蓋山

2つの山の急な登りで汗が大量に噴き出していました。
市ヶ原までいけば水場があるのでそこまで耐えます。
菊水山を下りたところで行水していなければ危なかったです。
13:54 市ヶ原

命の水をたくさんいただきました。
ここから摩耶山までの登りがきつかったです。
掬星台にも寄り道しました。
14:56 掬星台


この日はpm2.5濃度が高く、霞んでいます。
16:00 カスケードバレイ

無事に戻ってきました。
暑さが厳しくヘロヘロになりましたが、バラエティーに富んだ飽きのこないコースで、京都一周トレイルに次ぐ楽しいコースでした。
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