登頂日:2020年6月27日
走行距離:31.39km
獲得標高:2,425m
走行時間:5時間8分
滋賀県の比良山系縦走に挑んできました。
比良山系は道に迷いやすいことで有名ですが、実際は縦走路にはある程度標識が設置されていて迷いません、が、今回迷いました。
琵琶湖バレイのある蓬莱山からの道がわかりにくいです。
琵琶湖バレイのリフトとか建物とか商業施設が多いので、登山道が全くわかりません。
迷いに迷って一応道が見つかりましたのでレポートします。
8:08 霊仙山口
無料の湖西道路の和邇ICを降りて、西の山奥へと進んでいきます。
どんつきまで。
すると下の写真の場所までいけます。
駐車スペース5~6台あります。
登山届も出せます。
8:12 水場
すぐ水場があります。
とても冷たいです。
8:17 アサギマダラの谷
下の立ち入り禁止みたいになっているところを進んでいきます。
緩やかな登りが続きます。
8:47 権現山山頂
このときはガスで琵琶湖はまったく見えず、でした。
9:01 ホッケ山山頂
この辺りの稜線歩きは、琵琶湖が一望できれば最高なんだろうなぁと思いながら。
遠くの方に琵琶湖バレイの建物が見えます。
9:22 蓬莱山山頂
琵琶湖バレイの商業施設があって、一気に人が増えます。
私服姿の人に交じって、Tシャツ1枚で走る自分が浮いています。
ここからのルートが分かりずらいのですが、とりあえずリフトに沿って降りていきましょう。
下の写真に見えるゴンドラ乗り場を目指します。
降りていくと、トイレがあります。
9:36 打見山(琵琶湖バレイ)
ゴンドラ乗り場などがある琵琶湖バレイ周辺は、打見山の山頂です。
リフト乗り場。
水場?
地図を見ると、ゴンドラの下をくぐっていくようですので、下の写真の右に細い道に入っていきます。左に階段を上がると、上の写真に出てきたゴンドラ乗り場などに行けます(実は、この右の登山道ルートは非常に分かりにくく、遠回りになることが後からわかりました)。
下の地図にあるように、ゴンドラの下ルートでは「クロトノハゲ」が見つからず、どんどん山を下って行ってしまいます。
本来はショートカットルートで行くべきなんですが、その入り口がこのときはわかりませんでした。
ゴンドラの下ルートを行くと、すぐに水場が見つかります。
9:40 天命水
水量が多くないのですが、この先は武奈ヶ岳まで水場がありませんので補給しておきましょう。
見慣れない花が群生していました。
ここまでは順調に来たのですが、この先、クロトノハゲが見つかりません。
実は、下の標識のところでロープが張っていて「行ってはいけません。」となっている方向が、木戸峠への道です。
ただ、その道はあまり人が通っていないためか、とても難道です。
つまり下の写真の場所がクロトノハゲだったということだと思います。
どこにも書いていませんが。
10:15 木戸峠
なんとか木戸峠までこれました。
ここまで来て分かるのですが、木戸峠からクロトノハゲ方面とは逆方向に蓬莱山方面へ行ける道があります。
その道を少し行くと、リフトの下辺りに出てこれるのです。
帰りはこの道を行くことにして、先を急ぎます。
ここからは比良岳を目指し、最終的に比良山系最高峰の武奈ヶ岳を目指します。
10:30 比良岳
比良山の比良岳ってどんなとこだろうと思って来てみても、全く見晴らしはありませんし、素通りです。
10:36 葛川越
10:44 烏谷山山頂
烏谷山は「からとやま」と読むようです。
京都の烏丸通(からすまどおり)の「烏」です。
「鳥」ではありません。
10:52 荒川峠
下の分岐で、金糞峠方面と大橋・中峠方面に分かれています。
行きは金糞峠方面へ、帰りは大橋・中峠方面からここへ戻ってきます。
10:59 南比良峠
もうすぐ金糞峠です。そしていよいよ武奈ヶ岳へ登頂です。
11:14 金糞峠
ここから武奈ヶ岳山頂へは迷いやすいので以下の記事を参照してください。
川を渡ってすぐを直登りが待っています。
11:39 コヤマノ岳
武奈ヶ岳山頂はもうすぐです。
11:50 武奈ヶ岳山頂
着きました。
4時間近くかかりました。
比良山系最高峰です。
武奈ヶ岳山頂から、葛川坊村方面へ行きます。
下の標識は、草に隠れている部分に、御殿山方面と書かれています。
御殿山の手前の「ワサビ峠」で、中峠方面へ行きます。
ただし、中峠から大橋までが非常に険しい道になっています。
自信のない方は、もと来た道を戻る方が無難です。
12:08 ワサビ峠
ここから中峠方面へ向かいます。
御殿山方面へ行ってはいけません。
12:24 中峠?
上の標識のところが、たぶん中峠だと思われます。
ここから、大橋・牛コバ方面へ行きます。
途中、崖のように急な斜面を降りる箇所、川を渡ってビショビショになる箇所、迷いやすい箇所も幾つかありますのでここから要注意です。
上の写真のケルンの箇所は直進すると道に迷います。
ここで右に下って行きます。
しばらく標識のないガレ場が続きます。
ピンクテープだけが頼りです。
やっと標識が出てきました。
ここは、大橋、南比良峠方面へ。
川を何度か渡ります。
濡れながら。
南比良縦走方向へ行きます。
潰れた家?がありました。
やっとさきほどの分岐に戻ってきました。
荒川峠方面へ。
13:25 荒川峠
荒川峠まで戻ってきました。
往路よりいくぶん下界の景色が見えるようになっています。
琵琶湖です。
13:36 烏谷山山頂
13:44 葛川越
13:51 比良岳
14:03 木戸峠
ついに木戸峠まで戻ってきました。
ここから、クロトノハゲ方面ではなく、蓬莱山方面へ行きます。
すると下の標識があり、ゴンドラ山頂駅方面へ。
ここから急な芝生登りが続きます。
見返すとスキーのジャンプ台のような。
琵琶湖バレイからの入り口は、下の写真の箇所です。
覚えておきましょう。
ここから木戸峠を目指せば、クロトノハゲで迷うことはありません。
14:32 蓬莱山山頂
蓬莱山は比良山系で武奈ヶ岳に次いで高い山です。
ついに蓬莱山に戻ってきました。
往路では全く見えなかった下界の琵琶湖が、少し見えるようになっていました。
天気の良い日は、下の写真くらい見えます。
スカイランニングも少し琵琶湖が見えて楽しいです。
15:07 権現山山頂
なんとかここまで戻ってきました。
あとは下るのみ。
結局、登山口まで戻ってきたのは15:30でした。
コメント